【働き方改革】テレワークをやってみてわかったメリット・デメリット

こんにちは。creava代表 みっちゃん【ウェブコンサルタント】(@miya_creava99)です。

私は2018年現在、サラリーマンと兼業しながらウェブコンサルタントとして独立を目指しています。勤め先の企業が週1でてれテレワークを推奨しているため、実際に在宅で仕事ができるのか試してみました。

今回は在宅勤務をしてわかったメリット、デメリットをお話します。

働き方改革とは

働き方改革とは日本で働くことそのものに対する考え方を変え、企業のあり方、日本人のライフスタイルをよりよいものにするための改革です。目的は「働き手個人」に注目し意思、能力、事情に応じた多様かつ柔軟な働き方を追求することで生産性の向上とワークライフバランスの実現を図っていくことにあります。

働き方改革が必要な5つの理由

なぜ働き方改革が必要になったのでしょうか?それには昨今の日本の労働環境で大きな問題が明るみになってきたからです。

  • 過労死につながる長時間労働問題
  • 正規雇用と非正規雇用における格差問題
  • 子育てに対する理解、両立の難しさ
  • 介護との両立
  • パラレルワークのような多様な働き方

テレワークを試してみた

テレワークとは会社のオフィスに通勤しないで、自宅やカフェでインターネットを利用して仕事をするスタイルのことです。光回線や4Gによる高速インターネットの普及、クラウド環境にデスクトップ環境を構築するDaaSという技術のおかげで会社にいるときとなんら変わらない作業環境を提供することができます。またGoogleハングアウトやZoomといったツールを使えば会議も問題なく行うことができます。

テレワークをやってみてわかった5つのメリット

  • 満員電車にのる必要がない
  • なれたPCで作業できる(Mac使いにとって、会社がWindowsだと死活問題)
  • とつぜん無駄な会議によばれたり、話しかけられたりしないので作業に集中できる
  • iPhoneがあればウェブ会議も音声クリア
  • 休憩時間に洗濯物が干せる
  • 宅配便をうけとることができる

とくに休憩時間に家事ができることと、宅配便をうけとることができることはものすごくメリットを感じました。

デメリットだってある

  • まさかのテレワーク当日、となりの公園で大規模な草刈りで騒音
  • オフィスチェアがなくて腰痛悪化
  • ネット環境は光回線推奨

デメリットといえばデメリットですが、騒音問題は事前にわかってれば別の日をテレワークの日にするとかで調整つきます。椅子については某YouTuberらがオススメするゲーミングチェアとか購入すればなんら問題ありません。うちはネットは光回線導入済なので問題ありませんが、低速な回線だとウェブ会議や画面共有はつらいかもしれません。

企業はテレワークを採用すべきか?

ここまで、私が実際にテレワークをやって感じた「働き手」としてのメリット、デメリットをお話しました。テレワークは「働き手」だけに対する改革ではありません。企業にとってもメリット、デメリットがあります。

企業にとってのメリット

  • 災害時でも事業継続ができリスク分散ができる
  • ワークライフバランスによる生産性の向上を図ることができる
  • 子育てや介護、パートナーの転勤という家庭都合で退職する必要がなくなり離職率が下がる

企業にとってのデメリット

  • セキュリティリスクが高まり、情報漏えい等の問題が発生する可能性がある
  • テレワークを可能にするためのインフラコストがかかる
  • 時間管理が曖昧になりやすい(結果、テレワークにもかかわらず長時間労働になる可能性もある)

まとめ

今回は私がテレワークをしてみて感じたメリット、デメリットをお話しました。企業にとってもデメリットはありますが、どうにもならないデメリットというわけではなく工夫すれば改善できるものです。事業内容や部署ごとの仕事の特徴によっては違う課題があるかもしれません。まだ導入していない企業は、とりあえず一部の部署でお試し導入をしてみて社員からのリアルな意見を聞くことから始めてみてはいかがでしょうか?

すでに導入されている企業で働いているのに周りに遠慮してテレワークを活用していない方は損してますよ。何事もやってみなければわかりません。一度やってみてダメならきちんと報告して改善につなげていけばいいのです。働き手もどんどん制度を活用しましょう。