- 9月後半からGoogle広告のコンバージョン計測が突然少なくなったような。
- もしかしてiOS12のITP2.0ってGoogle広告になんか影響あるの?
- ITP2.0に対応したSafariでもGoogle広告の計測ができる方法って何かないの?
こんにちは。みっちゃん(@miya_creava99)です。
このブログで2018年9月にリリースされたIOS12のITP2.0がデジタルマーケティングやアフィリエイトビジネスに影響を与えることについて解説してきました。
関連記事:【ウェブマーケターなら必読】Appleが発表したITP2.0が今後のインターネット広告に及ぼす影響について
関連記事:ITP2.0がやってきた|国内アフィリエイトASPの対応状況まとめ
いままで解説してきたように、ITP2.0はiOSのSafariでインターネットを利用するユーザを守るための機能です。
この機能によって、ネット広告のコンバージョン計測、リターゲティング計測ができなる可能性があります。
ネット広告といってWebマーケターのあなたがまず思い浮かべるのはGoogle広告(旧Google AdWords)ですよね。
この記事では、GoogleがアナウンスするGoogle広告の計測を正しく行うためのITP2.0対策を3つ説明します。
- いま、Google広告を運用しているWebマーケターの方
- これからGoogle広告の運用を始めようとしているWebマーケターの方
- Google広告のITP2.0の対応策に興味がある方
さ、この記事を読んでITP2.0対策をしてGoogle広告を正しく計測しましょう。
Contents
これまでやってきたGoogle広告のITP対策状況
Google広告は2017年にiOSでITP1.0が実装されたときに広告タグで利用するCookieの種類を3rd Party Cookieから1st Party Cookieに仕様変更しました。
既存の広告タグを新しい広告タグに置き換えをすることでITP対策を行うことができました。
iOS12のiTP2.0アップデートでGoogleが黙っているわけがありません。Google広告を正しく計測するための対応策をアナウンスしています。
Googleがアナウンスする3つのITP2.0対策
GoogleはITP2.0にバージョンアップしたSafariでもGoogle広告が正しく計測できるようにするために、次の3つの施策をアナウンスしています。
Webマーケターはいずれかの対策を行うことでITP2.0の影響を回避することができます。
Google広告|3つのITP2.0対策
- 新しいGoogle広告タグを発行する
- GTM(Googleタグマネージャ)を使う
- Google広告とGoogleアナリティクスを連携する
それでは、順番に解説していきます。
GTM(Googleタグマネージャ)を使う
ITP2.0対策で最も手間がかからない方法はGoogleタグマネージャを使うことです。
すでにサイトにGoogleタグマネージャが実装されていれば広告タグの入れ替えもGoogleアナリティクスの設定変更も必要ありません。
Googleタグマネージャを使う手順
メリット
たったこれだけの手順でITP2.0でもGoogle広告を正しく計測することができます。
デメリット
運営するサイトにGoogleタグマネージャでコンバージョンタグを設定していない場合はGoogleタグマネージャのタグをサイトに埋め込む必要があります。
新しいGoogle広告タグを発行する
これが一番シンプルなITP2.0対策ですね。Google広告の管理画面から新しい広告タグを発行してください。
新しく発行した広告タグに既存のタグを置き換えをすることでITP2.0対策が完了します。
メリット
広告タグの置き換えだけなので作業自体はシンプルです。
デメリット
作業はシンプルだが、広告タグすべて置き換えなので手間がかかります。
Google広告とGoogleアナリティクスを連携する
あなたのサイトにGoogleアナリティクスの計測タグが埋め込まれている前提で、GoogleアナリティクスにGoogle広告のアカウントを連携することでGoogle広告の計測ができるようになります。
Google広告とGoogleアナリティクスを連携する手順
記事のまとめ:Google広告のITP2.0対策はGTMがオススメ
今回はGoogle広告のITP2.0対策について解説しました。これでITP2.0でもGoogle広告を正しく計測することができます。
解説した3つの対策方法のうち、手間が少ないGoogleタグマネージャを使う方法がオススメです。
運営しているサイトにGoogleタグマネージャをまだ設定していない場合はITP2.0の対策に合わせて導入しましょう。