今、creava.workはValue Domain & X Serverで運用しています。
ドメインメールはGmailのアカウントインポート(POP3)機能を利用してXserverのメールアカウントに到達したメールをGmailで受信しています。
しかし、更新間隔が長いため最大で1時間ぐらい遅れて届くという、ちょっと困った状況です。
対策方法としては、Gmailのアカウントインポートにある[メールを今すぐ確認する]をクリックするという方法がありますが、毎回クリックするというのは非効率です
Google Chromeの拡張機能を使うことで更新間隔を短くすることはできるようですが、根本的な解決にはならないので、勉強がてらGSuiteを利用してみようと思います。
GSuiteの価格
GSuiteは有料サービスです。旧Google Apps for Businessには無償版がありましたが現在は新規提供終了してます。
GSuiteのエディション
GSuiteにはBasic、Business、Enterpriseと3つのエディションがあり、1ユーザあたりの月額利用料がことなります。
今回は勉強がてらということで、Basicエディションで契約してみます。ちなみにBasicエディションは月額600円/1ユーザです。年間契約にすると月額500円/1ユーザです。今なら14日間無料で利用できます。
ドメインの所有確認とメール設定
まずはドメインの所有確認からです。所有確認?って思いましたがフォームに沿って必要なことを入力していくとDNSに設定するTXTレコードが表示されます。
これをXserverのDNS設定パネルで追加します。
無事、ドメインの所有確認が終わると次はメールの設定です。今度はMXレコードを追加してねって感じなので、所有確認のときと同じく、追加します。
ここで注意。MXレコードを間違えるといつまでたってもメールの受信ができないのでコピペしましょう。また、既存のMXレコードが存在しているとエラーになることがあるので、削除しちゃいましょう。削除する前にどこかに控えておくとなにかあったときにもとに戻せるのでオススメです。
MXレコードの反映には48時間とありますが数分で終わることもあります。さて、MXレコードの設定も終わったので別のメールアドレスからcreavaのメールアドレスにテスト送信。
あれ、なんかエラーメールが。Address not foundだと。。と、届かないですって??
原因はXserverのメールアカウント
MXレコードを正しく設定しても、別アドレスから送信テストをするとエラーになりました。参考までにMXレコードの設定値はXServerのヘルプページにも記載がありますが、GSuiteからコピペしたほうが確実です。
レコード値が変更されることもあり、今の時点でXServerni
記載があるものとは別ものでしたので。
48時間程度反映にかかるのでそれが原因?と最初は思いましたが、GSuite ToolBoxのDigでMXレコードが反映されていることが確認できました。
よく考えると、GSuite導入前はXserver上にメールアカウントを作成していたので、もしかしてそれが邪魔してる?と思い、削除してテストメールを送信してみると無事、creava.workのGmailで受信することができました。
こんなところで躓くとは。。最初からGSuite導入しておけばよかったです。。ひとまずこれで遅延問題は解消しました!
おまけ
GmailのUIが古いので、新しいUIを使うための設定です。
Google管理コンソールから[アプリ]>[G Suite]>[Gmail]にアクセスします。[ユーザ設定]に[新しいGmail先行ユーザープログラム]なる設定項目がありますので、許可するに設定しちゃいます。
これで1時間ぐらいすると、Gmailの設定で新UIを選べるようになります。選べるようにならない場合は、Google管理コンソールの[プロフィール]>[新しいユーザ機能]を確認しましょう。ここで計画リリースを選択している場合はすぐに反映されません。即時リリースを選択するとGmailから設定できるようになります。
まとめ
今回は独自ドメインメールをGSuiteで運用するための設定をやってみました。元々Xserver+POP3で運用していたのでちょっとややこしい部分はありましたが、基本的にはGSuiteの設定に沿ってやれば簡単にできます。独自ドメインでメール検討されている方いましたらぜひお試しください。