WordPressをバージョン4.9.3から4.9.6に手動アップデートしてみた

creava.workはWordPressを使って構築しています。 ふと管理画面のダッシュボードを見るとバージョンアップの案内が表示されています。

それがどうしたと思っている方もいるかもしれません。いやいや、これ、おかしいのです。バージョン3.7ベータ以降、WordPressには自動アップデートの機能が実装されていて、今回のようなマイナーバージョンアップの場合であれば知らぬうちに更新が終わっているはずなのです。

最新バージョン

WordPressの最新バージョンは2018/06/18時点で4.9.6です。(2018/05/17リリース)

バージョン

バージョンには2つの種類があります。

  • メジャーバージョン
  • マイナーバージョン

メジャーバージョンは4.9.6の場合、4.9。最初の2つの数字です。マイナーバージョンは残り、最後の数字。この場合は6です。

メジャーバージョンのアップデートは慎重に

メジャーバージョンのアップデートは機能追加など大幅な変更があるため、インストールしているプラグインやテーマがうまく動かない、そんなケースがでてくるかもしれません。ですので管理者の判断でアップデートをするかどうかを決めるよう、手動更新となっています。

マイナーバージョンのアップデートは基本、自動更新

マイナーバージョンのアップデートは不具合修正やセキュリティ対応で、機能追加や仕様変更はないため大きな影響がでるような更新ではありません。ですが、不具合やセキュリティホールをそのままにしておけば、不正なアタックの標的となって、サイトを乗っ取られたり、改ざんされてしまうようなこともありますので、自動で更新されるようになっています。

4.9.3は自動アップデート機能に不具合

ホスト先のX Serverからのお知らせを見直してみると、どうやらWordPress 4.9.3には自動更新にバグがあったようで、4.9.4リリースと同時に手動更新をする必要があったようです。WordPress公式からもアナウンスがでていました。
というわけなのでcreavaのWordPressもサクッとバージョンアップしちゃいましょう。

さっそくバージョンアップしていきましょう!

ダッシュボードにバージョンアップの案内が表示されているので、「今すぐ更新してください。」をクリックします。するとバージョンアップ関連のメニューが表示されます。

バックアップは忘れずに

不具合解消のアップデートがごくまれにプラグインやテーマと相性が悪く、うまく動かなくなることがあるようです。どうしようもない場合に備えて、アップデート前にもどせるようにバックアップはきちんとしましょう。
「今すぐ更新」をクリックして、次の画面が表示されたら最新のバージョンになっていることを確認して更新終了です。おつかれさまでしたー。

まとめ

マイナーアップデートと甘くみて更新がおそくなるとひどい目をみます。反省です。。セキュリティの甘いWordPressにボットがリスト収集、マルウェアを仕込んだりバックドアを仕掛けてきます。悪いのは不正ボットをつかっているひとですが、困るのは自分、なによりサイトを見ているユーザさんに迷惑がかかります。他人事ではなく、しっかり管理するようにしましょう。では。